37年ぶりに発令された『電力使用制限令』。
2011年7月より、東京電力/東北電力管内にある大規模工場など大口電力需要家に対して昨年比15%の節電を義務付けられた。
そして電力使用制限令のおかげで、このこれは知っておかないと街へ出たときに泣くハメになる(筆者は泣くハメになった)情報を共有しときたい。
それはATM機の営業時間が大きく変更されている、という事実だ。
» 株式会社三菱東京 UFJ 銀行「今夏の節電への取り組みおよび ATM の営業時間変更について」
週末の夜にでもなると、何かとお金が予想よりも足らなくなるものだったりする。
普段、筆者は三菱東京UFJ銀行をつかっているのだが、先週末は筆者も急きょ財布の中身が足らなくなりコンビニに駆け込んだのだが・・・
既に店内には多くの若者が列をなしていたのだが、ほんの数分店内を循環しているうちに全く居なくなってしまったのだ。
「あれ?」と思いつつも1人だけになったATM機にカードをいれて操作をしたところ、カードが戻ってきてしまった。
1人前の人と同じ画面で終わったのだ。
「残金が機会にないのかな?」と、思い別のコンビニへ。
しかし別のコンビニも同じように「この時間取り扱いが出来ません」という表示でカードが戻ってきてしまった。
特に何処にも記載されていないのに何故かわからず、その場でiPhoneで三菱東京UFJ銀行のサイトをチェック。
しかしそれでも何処にも記載されていない。が・・・震災関連の部分に小さい文字で「ATMの通常営業のお知らせ」というのを見つけて閲覧をして初めて知った。
東北/東京電力管内では、三菱東京UFJ銀行のATMは夜20時までしか動いていないという。
Σ( ̄□ ̄; )
この夏、何かと夜はお付き合い的な会合も多くなるが、今までよりも多めにお金は持ち歩くよう心がけることも必要そうだ。財布の節電もちゃんとしたいところなんだが・・・
にしても・・・、電力使用制限令で15%を義務付けられているのは分かるのだが、サービスとして一番重要な深夜時間帯にサービスそもそもを打ち切るのはどーなのだろう、と疑問になる。
しかも電力使用量ピークの14時前後でなく、電力が安い夜間・深夜帯では全く「逆」なんじゃないだろうか???
それよりもATMの利用時間について全く利用者の目に付く形でどこにも記載されていないので、コンビニに駆けつけた人は皆が状況がわからずに困っていた。
この週末は深夜までやっている三菱東京UFJ専用ATMのコーナーにも訪れたところ、ATMコーナーやATM機の電源はついているのに、実際はカードを入れると動かないという、明らかな矛盾対応に、三菱東京UFJの節電意識のおかしさが気になる。
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