「なぜ、何時も地震ツイートが早いんですか?予言してるんですか?」
そんな質問もTwitter上でよく質問されるので、ココに備忘録として残しておきたいと思う。
スマートフォンだと緊急地震速報が入手できない、そんな声があるが実はそんなことはない。
どちらかと言えば、パソコンにも所謂ガラケーにも、細かい地震情報まで入手することができる。
iPhoneだと「ゆれくるコール」のアプリが有名だが、わたしはこのアプリはあえて使っていない。
実はこちらのアプリだと遅延がそれなりに起こるからだ。
3/11の東日本大震災以降、SoftBankがバックアップして精度があがったようだが個人的にはあまり好みではないので、消してしまったままでいる。
■有料だけど細かく情報が得られるウェザーニュース(350円/月)
代わりに使っているのが、ウェザーニュースさんの情報だ。
iPhoneの場合は「ウェザーニュースタッチ」という無料アプリで利用が出来るのだが、有料会員(350円/月)に契約しておくと、そのアカウントを使ってPCにもケータイにも地震だけなく、気象に関する全ての情報が細かくうけとれるようになる。
例えば以下の情報が基本として得ることができる。
- 天気情報
- 雨雲情報
- 地震情報
- 雷情報
- 台風情報
- 警報注意報情報
朝は、その日の天気情報が毎朝送られて来る他、自宅や勤務地などの場所を登録しておけば、雨や雷などが近辺であった場合にも連絡を入れてくれる。
なのでケータイとスマートフォンを2台持ちしている人は、どちらでも情報を逐一入手も可能だ。
350円/月で日々の気象情報まで得られるなら安いモノだ。
パソコンとケータイという組み合わせの人にももちろん十分有効だと思う。
■Windows用アプリ「 The Last 10-Second 」
どちらかと言えば、有料会員としてその恩恵を直接受けるのはこの「 The Last 10-Second 」という緊急地震速報ソフトだ。
» 個人向け緊急地震速報 The Last 10-Second-ウェザーニュース
これは気象庁が出す、緊急地震速報の第一報とともに、インストールしているパソコン画面に地震情報と、自分の場所での「揺れの規模」と「揺れ到達まで時間」を表示してくれる。
もちろん、第一報は間違っている場合もあるため、数秒後に第2報、第3報などの正確にな情報に2度目の速報として改めて表示してくれる。
東関東大震災においても、パソコン前にいたので第一報とともにTwitterにツイートをおこなった。
東京などの場合は、第一報から揺れを実際に感じるまで2分という時間があったので、その間に多くのことができたのは言うまでもない。
■外出時はiPhoneの「ウェザーニュースタッチ」で情報を
外出時は、iPhoneの「ウェザーニュースタッチ」が筆者はオススメだ。
» iPhone、iPod touch、iPad 対応 ウェザーニュース タッチ
こちらも有料会員になっていれば、iPhoneにも同様に緊急速報などを素早くプッシュで教えてくれる。
こちらは The Last 10-Secondほど早くはないが、外出時は何かと情報が取れないものだ、特に今回の東関東大震災においては都心部でも電話回線が使いにくくなったため、ケータイ向けに情報は降りてこなかった。
しかし、iPhoneの場合はWiFi(無線LAN)などの環境下であれば、そこから情報が入手できる。
実際のところ、山形の知人などは停電に見舞われ、情報入手困難の中、iPhoneでインターネットがつながったことで情報交換をすることができた。
■ガラケーで十分だと思っているアタナは、情報収取困難者である。
今現在、「まだスマートフォンにする意味が分からない」や「これから新しいのがまだでるし」と言って渋っているいる人は、今、明日の自分の身におこる災害時には、また情報入手の困難に陥ってしまったり、不確実なチェーンメールに驚かされて、自分も加害者になって慌てるに違いない。
もちろん、インターネットという情報の海の中を渡り歩くリテラシーも身につける必要があるが、困ったときに役に立つか、元々なんの役にも立たないか、で考えた場合どの道を選んでおくかは明確ではないだろうか。
地震速報機 EQA-001 31308 アイリスオーヤマ 2009-08-31 by G-Tools |
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