宇多田ヒカル 横浜アリーナ「WILD LIFE」のUstreamライブ中継

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宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

余韻も醒めやらぬ状態ですが、つい今しがた宇多田ヒカル横浜アリーナ2daysコンサート“WILD LIFE” の初日が終了した。

この2010年をもって活動を休止することを宣言した宇多田ヒカル
その有志がリアルに見れる最後のライブ?として、この2daysのチケットは即時完売。
そのため今回は本会場横浜アリーナ以外に、 全国の映画館64ヶ所70スクリ ーンでの観覧チケットと、当日はUstream Asiaスタッフが直々にUstreamで配信する運びになった。

実際のところ、筆者はUstreamで拝見させていただいた。
Ustreamのチャンネルではメインの高配信チャンネルに1万人以上が閲覧、iPhoneやiPad用の低配信に6000人がライブ配信前からTL(タイムライン)を賑わせていた。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」 宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

もう、感想は1つしかない、 「ありがとう」に尽きる。
ステキな姿と歌声が聴けたこと、次の日のライブでもうその姿が見れなくなるのは惜し過ぎるほどだ。
そんな中で、Ustreamという場で配信することになった件、そしてUstream Asia本体が配信してくれたことにも感謝だろう。

実際のところ配信が開始すると、メインは配信サーバーにアクセスしにくくなり、サブチャンネルに流れてくる大盛況ぶり。
そのうち視聴者数表示がおかしくなるが、 Ustream Asiaの中川氏のツイートで5万人以上がみていると発表。そのうち配信サーバーを増強させたようでメインも安定して見れるようになると、後半にはメイン、サブ合わせて10万同時視聴者数を越える結果となった。

もちろんその時、この“WILD LIFE”の2チャンネルが1位、2位をキープ。
Ustreamサービス中では一番のアクセス数を出したのではないだろうか。と、いうかUstream Asiaでなくて民間での配信だったらサーバー見れないまま終わっていたに違いない。そこはUstream Asiaだったのは救いと言いようがない。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

ちなみにこの全国の映画館64ヶ所70スクリ ーンが平均200席とすると1万4000人。
横アリが(ステージセットにもよるが)最大収容人数1万7,000人。
そしてUstreamが瞬間最高で10 万超えてたので、同時には約13万人が 宇多田ヒカルの歌う姿をみていたことになる。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

チケットを買った人が損で、Ustreamで見ていた人がトクだったか?
チケットを買ってライブを見に行く意味がなくなる。

そんな声が音楽業界から聞こえてきそうだが・・・・

ライブ後半、iTunesのアルバムランキング1位は宇多田ヒカルだったり、タイムラインで「曲買おう」というツイートを多く見た。
全員ではないにしろ、映画館と横アリだけの収益に+αが追加される。
おそらくDVD用の撮影が(今回は映画館配信も)あるから、それの続きでネット回線だけ確保する予算をとれば、収益が付いてくる。
そう考えると、これなかった。や、日本に居ない。というファン層に事前認知だけさせとけば、それなりの結果になるのではないだろうか。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

ファンなら特別なライブはリアルで見たいものだ。
それに今回のUstreamでは、普段宇多田ヒカルの曲をあまり聞かないユーザーもかなり見ていたようだ。
それが擬似リアルライブであっても、なんだかの感動を得られれば、次に繋げる見込客でもある。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

今回はUstreamでは配信だけだったが、アーティストや見せ方によっては仕掛けはいろいろ可能だ。今後まだまだUstreamなどのネットライブ配信は面白さが残ってるかもしれない。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」 宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

なお、 この模様は12月22日にはスカパー!で、そして2月にはスペースシャワーTVでオンエアされることが決まっている。
さらに12月30日12:00?よりスペースシャワーTVでは宇多田ヒカルの今回のライブにかける意気込みと過去のライブ映像を振り返る特別番組をオンエアされる。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) 「WILD LIFE」

ちなみにちょっち余談ないが、アンコール最後の曲time will tellまで全て歌いきったのち退場する花道は、この退場だけのために用意されたのかと思うと・・・・すごいとしかいいようがない。
それと最後にキャプチャはUstreamの画面を撮ったものだが、後で何か言われるようなら削除します。

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『WILD LIFE』 セットリスト

  • op
  • goodbye happiness
  • travelling
  • MC1
  • テイク5
  • prisoner of love
  • COLORS(アコースティック)
  • letters
  • MC2
  • 愛のアンセム
  • SAKURAドロップス※ピアノ演奏
  • Eclipse(Interlude)※衣装チェンジ
  • passion
  • BLUE
  • SHOW ME LOVE(not a dream)
  • MC3
  • Stay Gold※ピアノ演奏
  • ぼくはくま(´・(ェ)・`)
  • Automatic
  • First Love※ピアノ演奏
  • Flavor Of Life
  • Beautiful World
  • 虹色バス

アンコール

  • Across the Universe
  • Can't Wait 'Til Christmas
  • time will tell

追記: Youtubeに上がっていた動画がなくなったので、そちらの画面は削除しました。

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