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2007年04月01日
【雑記】Webサイトのあり方
なんか、『コーディングコンテスト開催決定なのっ!』の記事に伴って、
書き始めたら長くなってしまったので別エントリーにします。
私としては、今回の『コーディングコンテスト』のような企画は、もっとWeb制作を直接する人以外の目にももっと止まるに、そして関わらせていきたいですね。
それは
、
これだけ「Web標準」やら「(X)HTML+CSS」だとか、が話題になっているにもかかわらず、
いまだに
「ちょこっとやれば直せるでしょ?」
的な発言をする関係者が多いからだ。
いや、「Web標準」やら「(X)HTML+CSS」やら「Ajax」という言葉は知っていて、どんなモノなのかも何となくわかっている。
しかし、それら技術を取り入れることで、
これまで(テーブルレイアウト式など)の制作と何が変わるのか、
メリットとデメリットが何なのかを知らない人が非常に多い。
- 「カッコイイから」
- 「動くから」
- 「今はやりだから」
そんな事いう人ほど、
対
クライアントとの立場にいると一緒に仕事するのが怖くてたまらない。
私がフリーでやっていたことからクライアントに口酸っぱくいうセリフに、
「Webサイト制作は、家(展示場)を建てるのと同じです」
という場合が良くがある。
実は、これにはいろいろな意味がある。
たとえば、
- 人に見てもらう為のモノのが前提である。
- 人の代わりに営業してくるツールになる。
- 作るのはお金がちゃんとかかる。
- 設計時は変更できるけども、作り始めたら変更は大変だ。
等だったりする。
どーゆー訳か、Webサイトにはクライアントの「夢」と「希望」が非常にでてきやすい。
にも関わらず、「予算がない」、「とりあえず・・・」といったセリフが出てくるのは、そもそもおかしい。
まずWebサイトは「広告」じゃない。
どちらかと言えば、「家」であって、企業でいうなら「展示場」に近い。
ここでは企業としてのWebサイトの視点で話すが・・・
企業のWebサイトにとってメリットは、
24時間世界中からアクセスして、その会社の商品の情報を得られることだ。
そして、24時間営業マンを配置しなくても良い。逆に、必要とするならば、サポートなどの窓口の充実さが必要になるだろう。
その理由としては、
この最近の市場が、インターネットの普及にともない企業とクライアントが直接繋がる市場になってきたことにあると、1つ言えるに違いない。
昔のように、商品情報を小売店などから聞いたり、サポートを受ける機会は減ったことだろう。
それどころか、何かあれば直接企業のWebサイトに訪れて情報を得たり、直接問い合わせしたり、サポートを受けるようになったのではないだろうか?
しかも、ユーザー同士が情報交換できる世の中なのだから、企業にとって、本当に必要なWebサイトや、考えるべき事はなんであろうか?
話が逸れたが・・・・
もし「家」や「展示場」とするならば、そこに必要なモノはなんだろう?
- アピールする商品
- アピールする方法・企画
- 物件使用料
- 会場セッティングに関する設計
- 会場スタッフ
- 予算の確保
等など・・・いろいろまだ上げられそうだが、
上記の箇条書きを、Webサイトで考えたらどうなるだろう?
おそらく、
- 単にあればいい。
- ただ並べればいい。
- とりあえず作ればいい。
というような、言葉で動いたら結果痛い目にあうのは予想付くことだろう。
人に知ってもらって、購買意欲をあげるには、それなりに大変な筈だ。
企画が曖昧で、展示場が出来上がる直前で「やっぱり・・・」なんて事は、
そこにどんなリスクが存在するかは誰だってわかる。
なのに、そこに関わる誰かがいい加減だったら、どーだろうか。
まだWeb制作というのが普及して間もない。
マスと違って、進化を始めているのは既に承知していることだと思うが、それをWeb制作現場だけが知っていてはいけない。
もっと「Web」というツールを使う人(ユーザー)そのものに、アピールする必要があるんじゃないだろうか。
なんか、この話ってまとめ的にかけないな・・・分割して書くかなぁ
投稿者 Manabu : 2007年04月01日 02:20 | 雑記
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