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2004年10月06日
Macromedia Contribute3 / Web Publishing System
北青山のTEPIAにて、コントリビュート3のセミナーが行われた。
コントリビュートとは、そもそもDreamweaver MX2004などで作成されたWebサイトなどを、HTMLの知識を必要とせずに簡単に作成・編集が出来きるアプリケーションソフトで、今回はそのバージョンアップセミナーである。
これまで、コントリビュートというと「1」が発売されて約1年半となるのだが、これまでCSSのレンダリングが悪かったり、管理的に問題があったりなどで、あまり普及していなかったのが現状的にある。
しかし、今回のコントリビュート3については、Fireworks MX2004 の画像編集エンジンを搭載したため、画像編集機能がある他、CSSのレンダリング、印刷可能なドキュメント生成(PDFやFlashPaper2 など)が出来るようになった。
つまり、これ一本で、やっとほぼクライアントが編集する環境が可能でになったと言える。
セミナーそのものは、前半「ご紹介セミナー」と、後半「アップグレードセミナー」とに分かれており、前半に関しては、初来日となるコントリビュート・シニアプロダクトまーねージャー:ローソン・ハンコック氏が、新機能や使い方などを実際にデモンストレーションしながら説明が行われた。
これまで、実際のサイトをつかっての作業方法や、やり方を目にしたことがなかった私としては、大いに勉強になるひと時だった。
ちなみに、新たな機能をいくつかピックアップするのならば、
一番ポイントとなるのは、日本の社会構成にあわせた公開手段ができるようになったことだろうか。
日本といえば、上司や、更にその上司が権限をもっていて、サイト公開にしても上司の許可がいる場合が多々ある。
それに合わせて、作ったサイトを公開する前に、上司などに送信して見せる機能が今回実装された。そして管理者機能によって「編集者に公開権限を与えない」という制約を与える、レビューをさせる機能がついた。(写真参照)
つまり、「レビューボタン」しか押せない設定が出来るのだ。
あとは、確認をした上司が「公開権限のあるアカウントより、公開する」という作業フローが可能になる訳である。
画像は、「公開する」のボタンが、あるのと、ないのとが実際に見ていただけると思う。
その他にも、これまで画像や動画などのファイルを挿入すると、全てフラットの階層にアップしてしまい、管理が面倒になってしまう、いうのを避けるために、予め拡張子でフォルダ管理をすることが可能になった。
つまり、画像ファイルであれば、imageというフォルダに自動で格納され管理できる。動画であればmoveというフォルダに自動格納させることが可能になったのだ。
Blogブームの中、どこまで伸びるのかは分からないが、使い方として更新頻度の高いページはBlogで、それ以外はコントリビュートで更新させるのが、一番よいように思える。
Topページであれば、新着情報などのテキスト系であれば、Blogの方が早いのは間違いない。
ただ、中身のページの場合は、写真の加工が必要であったりを考えると、コントビュートを使用して上司の確認を煽るなどのフローが確実性があるのではないだろうか。
Web Publishing Systemについては、大企業サイト制作に携わることがないように思えるので、深く説明はしないが、要は更新・作成する人材が部署ごとにいるなど、管理が大変なときに、誰が何をしたのかが分かる集中管理システムだと考えるのがいいように思える。
サーバーサイドに入れるものなので、その編集者はどこの領域を、どこまで編集できるかがログインを用いることで行えるのである。
投稿者 Manabu : 2004年10月06日 03:21 |
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