ネット選挙が始まりますね。
一応随分前からUSTREAMなどやっている手前、『USTREAMの公認エバンジェリスト』という肩書きを直々に頂いている筆者な訳ですが、一番簡易な配信スタイルって何?というお話があって、今回は久々に個人的な配信をミニマムスタイルでやってみた。
ちまたでは、ネット選挙などが盛り上がってきているので、いろいろ試行錯誤する議員さんや、いろいろな機材を売り込もうという人たちが居るみたいですが、一番楽チンなのは上記の写真スタイルではないだろうか?
生中継につかった機材はこちら・・・。
- カメラ:GoPro HERO3
- 配信機:LiveShell Pro
- ルーター:モバイルルーター(写真はWiMAX)
LiveShell Proは、ニコ生やUstreamなどアカウント持っていれば登録するだけでパソコン要らずで配信ができる。
カメラは、持っているビデオカメラで、赤白黄色のRCAケーブル、もしくは、HDMIケーブルの出力があれば後はつなげるだけでOKだ。
もし家などで有線のLANケーブルがあるならば、LiveShell Proに直接有線ケーブルを挿すこともできる。
今回はカメラは最近話題の GoPro HERO3。
きちんとバージョンを最新にしている人ならば、HDMIケーブルを購入しておけば広角な画面ですぐ配信できる。
カメラの前で喋りたい人で、市販のよくあるビデオカメラを買ってしまうと、実は広角レンズではないので遠くにカメラを置かねばならない。しかも、ケーブルがそれだけ長いのが必要になってしまうのだが、 GoPro HERO3の場合は広角レンズだから狭い場所でも生中継が可能だ。
実際の配信された画面はこんな感じ。
GoPro HERO3だと、35mm換算で14mmのカメラレンズに相当するので、喫茶店の机の端っこに置いても十分に向かい合わせの2人が映る。
ちょっと写す位置が低かったので、筆者の顔が見切れてるがそこは調整すればいいだけ。
後は、手前でパソコンなりiPhoneなりで、配信画面やウォールをこまめにチェックしていれば問題ない。
今回の中継はUSTREAMをつかって生中継の配信。
最近ではニコ生がTVなどでも主流で流されたりするが、お金を掛けずにやるならUSTREAMの方が良い。
1つ問題があるとすれば画面設定やら、配信番組設定を事前にやっておかねばいけないことだろうか・・・・。そこは海外サービスの日本語版なだけあって、純日本製のニコ生サービスとはちょっとかゆいところに手が届かないかもしれない。
重要なのはプラットフォームではなく、何を番組で話すか・・・であって、後は参加してくれてる人と如何にコミュニケーションを多くとる番組を考えるかだ。
過去に、まだFacebookが日本ではこれから持ち上がろうとしてるころ、東京江戸川区の某市議会議員のネット戦略に筆者がガッツリ入って、ホームページのリニューアルから日々の活動に関する部分の戦略を立てたことがあった。
その際には、ネット中継を(選挙期間を除く)日頃から取り入れてもらい、ホームページやブログの更新などにも気を使ってもらうよう指示を出した。
実際に、その議員の場合はかなり多くの人にも見てもらう機会が増えたのもあって、開票と同時に1桁前回よりも多くて開票と同時に当選とあいなった。これはスタッフたちも頭の数字をみてがっかり最初は間違ってしてしまった程だ。
あれ以来、ちらほら以前から「中継を教えて欲しい」という声があったりするが、もちろん機材を揃えるよりも内容が重要だ。
ブログやFacebook、Twitterをとにかく投稿すればイイものでもない。
中継も、各党でお高い「TriCaster」が売れに売れてるそうですが、お金をかければいいというものでもなくて、結果は配信する内容と見る側との掛け合いの仕方だ。
まずは、あまりお金かけずにGoPro HERO3+LiveShell Proあたりで、ユーザーの発言追いながらネットを知ってもらって選挙に望んでもらえたらいいなーと個人的には思う。
選挙が終わるころ、「ネットは使えない」という声が多く上がりそうな予感がするのは筆者だけだろうか。
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