議員の活動報告メールは、迷惑メールにならない抜け穴 - KOMOREBI||blog

議員の活動報告メールは、迷惑メールにならない抜け穴

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寝る前に、1つだけ腑に落ちないのでブログに描いてみたい。

世の中には「迷惑メール」というのが絶えず送信され続けている。その量はメール全体の約70%が迷惑メールという話もある。
幸い筆者は上手くメールアドレスをつけているので、ケータイなどには数えるほどしか届いたことがないのだが、最近ある意味"新手な迷惑メール"が増えた。

迷惑メールというのは、 受け取る人の意思に関わらず、勝手に不要な広告宣伝メールや意味不明のメール送りつけられてくるメールのことを総称して「迷惑メール」と呼び、送信者情報を偽って送信した場合や、送信者が総務大臣及び消費者庁長官の命令に従わない場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人の場合は、行為者を罰するほか、法人に対して3000万円以下の罰金)に処せられる。
意外に正確に覚えてないものだが、 総務省において「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」が、平成14年4月11日に成立し、同年7月1日に施行されている。
» 迷惑メール相談センター|JADAC

しかし、それをすり抜けられるメール送信ができる人たちがいるのをご存知だろうか??
それは名刺交換した政党議員からの活動報告的なメールだ。

この年にもなると、それなりに社交的な場でいろいろな議員さんと出会うことも多々ある。
たいてい名刺交換を行うと、その直後から「現在こんな活動してます!よろしくお願いします!」というメールがちょいちょい勝手に送られてくる。
まもなく?選挙があるのを見越しているためもあって、名刺交換していっぱい回って、そこで出会った人たち全員に許可無くBCC送信しつづけはじめるのだ。

本来は「 原則としてあらかじめ送信の同意を得た者以外の者への送信禁止 」な筈なのだが、 弁護士に言わせると「議員が送るメールは営業活動ではないので法的に問題がない」という。

なんだろう、この穴のあいた鍋のような歯切れの悪さ・・・。

迷惑メール相談センター|JADAC

受信側で「迷惑メール設定」にすれば早い話なのだが、そんなの知らない人たちへもBCC送信をし続けているのを止める方法がないのも、肝心な部分は素通りなんだと思ってしまう。
原発やら何やら結局は自分たちの身は決して汚れないように作られている法律は、国民のためには出来ていないのかもしれない。

ちなみに、日々迷惑メールで困っている人は、「迷惑メール相談センター」たるサイトもあるので、相談するなり情報を収集するのに役立ててみてみるといいかもしれない。

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