3.11の東北東関東大震災、iPhoneなどのスマートフォンがネットにつながっていてTwitterなどが使えたことが、多くの人を救ったのは言うまでもない。
だが、ガラ系ケータイと違い、ワンセグなどが見れないのが大きなネックだった。
そこで登場したのがiPhone用のワンセグツールだ。
これまでiPhoneやiPadなどとドッキングしてワンセグを見る「ワンセグチューナー ちょいテレi」などはあったのだが、肝心な場所で見ることが出来ないのがネックだ。
しかし、そこに登場したのが「I-O DATA SEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)」だ。
» I-O DATA製ワンセグチューナー「SEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)」
このSEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)は、なんと無線LANをつかってワンセグを見ることが出来るという代物。
といっても無線LANがないと使えない、という話ではなく・・・・
SEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)本体が、擬似無線LANで受信したワンセグデータを無線LANで出力してくれるのだ。
SEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)の構造は至って簡単にできていて、本体にバッテリーだけ。
アンテナなどは全て内蔵されている。
SEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)本体をスライドさせて、バッテリーを差し込んだら準備完了。
ミニUSBをつかってバッテリーを2時間程度でフル充電できる。
ここまで出来たら、今度はiPhone/iPad用の無料アプリをダウンロードしよう。
- iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 SegClip
- SegClip for iPad for iPad on the iTunes App Store
ダウンロードしたら、SEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)本体の電源をいれて、次にiPhone/iPadの無線LAN設定から「Segclip?」というLANを拾おう。
これはSEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)本体が出してる無線LANになる。
チャンネルは、「チャンネル検索」で自動選局か、地域を自分で選んでその地域の局情報をプリセットするだけ。
手動にすれば、地域が現れるので自分の一番近い場所を選べばOK
iPadに関しても同じで、iPad専用のアプリSegClipがあるので、そちらをダウンロードして同じく選局設定をすればOKだ。
ちゃんと字幕対応もしてるので、イヤホンがなくても字幕放送対応ならば文字が表示される。
例えば移動中の電車の中でも番組がちゃんと見れるというわけだ。
もちろんiPadでも全画面表示も出来る。
もちろん、飽くまでもワンセグなので、その画質は求めるのはヤボってもんだw
見れるだけいい。
SEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)本体としては、フル充電で4時間ほどうごくらしい。
このSEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)が一番いい点は、何よりもiPhoneやiPadの本体操作の邪魔にならないこと。
かばんの中にいれておいて、ワンセグが見れるのは魅力的だ。
と、言っても、筆者が井の頭線で試したときは、つり革に捕まって本体をカバンの一番外側に入れておいてもワンセグは可也途切れ途切れだった。やっぱり窓際などに居ないといけないようだ。
ただ、逆に考えれば家の中にいる場合でも、窓際にSEG CLIP mobile(GV-SC500/IP)本体を置いておけば室内でも見れる。
おそらくアプリケーションだけの話なので、きっと近いうちにAndroidケータイやタブレット型でも、これ1台あれば見れるようになる筈だ。
デバイスを選ばないタイプとして、このような機器がもっと増えてくれることを願ってやまない。
これから先はもっとこれから起こるであろう災害時のコトも考えとく必要もある。
もしかしたら明日自分の身に何かあるとした場合、どう情報源を入手するか?
今回の震災ではインターネットが使えたが、もしかしたら次はネットすら繋がらないかもしれない。
そしたら、TVやラジオといった情報入手方法も考えて行く必要もあるだろう。
常に複数の情報収集口は常に確保しときたいものだ。
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