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大震災から気づいた自分のやるべきコト

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東関東大震災。
もうじきアレから4ヶ月になる。

自分があの日から、ある意味「使命」として持ったもの。
それは「ネットの基本知識(リテラシー)を多くの人に持たせること」だ。
つまり、最低限インターネットをつかって自分が欲する情報を収集できるように。その知識を1人でも多くの人に広めていくこと。その為に既に地方で勉強会を含めた講演活動に乗り出している。

いまやインターネット普及率は全人口の80%にもなっていると言われるが、実際のところきちんと理解して利用している人はごくごく一部の人でしかない。現に震災直後、多くの人は建物から外に出てしまった時点で、どこで何が起こったのかを瞬間的に理解できていなかった。実際、都内のファーストフードで働いていた知人によれば、表に飛び出してしまった人ほど、東北で大津波が押し寄せている情報をまったく知らなかったという。
もちろんこれは被災地の人たちの多くのも同じだったに違いない。

しかし、一部の人は違った。
逐一どこで何が起こっているかを把握している人もちゃんといたのだ。

スマートフォン

少なくとも自分は地震発生瞬間に東北に震度7が襲ったことを、自分のいる場所が揺れる2分前から得ていた。
そして震災直後から日本各地から多くの情報が飛び交っているのも、津波などの情報もきちんと収集できていた。
筆者だけでなく、揺れて表に飛び出してしまった都内の知人も、Twitterのタイムラインや、Skypeを利用できたことで状況把握や家族の安否確認もできていた。
だが、いわゆるガラケーと言われるケータイのユーザーは、規制によって誰とも連絡もとれず多くの人が帰宅困難者となっていた。

この違いは普段からインターネットに触れているかどうかが大きな差を生んでいたのは歴然だ。
「オタク」だとかの領域の話ではなく、知っているかどうか、触れているかどうか、が雲泥の差として現れた年だと言える。
この経験を基に、自分がすべきはインターネットの正しい活用方法と、その利用方法なのではないかと、10年以上Webサイト制作や講師をしてきた経験が心を揺るがした。
ならば動かなければならない。
そう思い、既に全国行脚する準備をはじめている。

自分がすべきこと、経理の知識と、接客サービスでつちかったホスピタリティ知識で、Webサイトの本来の活用方法を伝えること、と講師とネット生中継で得て来た経験で、その情報発信方法と「広告」とWebの使い方から抜け出させること。
それを利用するユーザーのリテラシーを向上させること。

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