待ちに待ったTapstreamがリリースされたですよ。
これは簡単にいえば、iPad/iPhoneを最大9台までビデオカメラとして、かつ、スイッチングすることが出来るアプリだ。
» TapStream - iPhoneとiPadを使って、ストリーミングを楽しく変える
つまり、お友達が集まるような場所でイベントを行う際には、無線LANさえ用意できれば集まったiPhoneやiPadを利用して複数カメラ映像を簡単に配信できてしまうのだ。
もちろん画質はiPhoneやiPadのカメラ画質になってしまうものの、しかし高いビデオスイッチャーを購入しなくとも気軽に複数カメラが体験できるのがイイ。
その上、このアプリは無料というのが凄い。
図にしてみると以下のような感じだ。配信先は生中継できるサービスであれば何でもOKだ。
でわ、早速いじってみた。
まず、準備から・・・
下記サイトからMac用のデバイスを入手しよう。(Windowsは未対応)
» TapSteam Driver for Mac
ダウンロードをしたら、解凍をしてそのまま支持されるままにインストールしたらMac側の準備は完了。
そしたら今度はiPhoneやiPad用のアプリをダウンロードしよう。
- 撮影用アプリケーション 「Tapstream Cam」 ( iPhone3GS, iPhone4, iPod touch4対応 )
» TapStream Cam - 映像、音声切替え用アプリケーション 「TapStream Switch」( iPhone3GS, iPhone4, iPod touch4, iPad, iPad2 対応 )
» TapStream Switch
iPhoneにTapStream CamをインストールするとiPhoneの名前がそのままカメラ名になっている。
これが同一の無線LANにいれば、TapStream Switch側の画面に名前がダイレクトに表示される。
カメラは縦向きにすれば、自動的に縦向きに。横にすれば横向きで配信がされる。
回転固定を解除しておけば縦長な画面配信という、ちょっと面白い映像が配信できる。
次にiPad側にTapStream Switchを入れてみる。
こちらは、左上の「カメラ」から、同一無線LANにいて、TapStream Camを立ち上げているカメラ名が出てくるので、その前を「自動割付」もしくは自分の好きな番号に設置しよう。
あとは、右上の「パソコン」マークから、同一無線LAN内にいる、配信用のMac名を選んであげれば準備はこれで終了。
MacのUstream Producerを立ち上げると既にTapStreamがいる状態なので、後は選択すればすぐ配信できる。
もちろん、CamTwistなどでも認識してくれるので、ドライバーさえ入っていればiPhone/iPadがWebカメラとして利用することが可能だ。
ちなみに、9コもカメラがあっても音は固定にしたい。
なんていう場合は、固定したい音声のカメラを長押しすると、「音声固定」というバルーンが出てくるのでこれで固定をしてあげると、カメラだけのスイッチングになる。
もちろん、Producerなどで音声はPAなどからの音にしておけば、その音で流すこともできるが、iPhoneだけの場合でも細かいニーズに答えてくれる用になっている。
細かい使い方は、TapStream Switchを立ち上げた際に親切に教えてくれるので安心。
忘れてしまった場合は、左上の「設定」アイコンをクリックし、「使い方」という部分から再び閲覧できる。
これまでUstreamなどは「敷居が高い」という声がきこえたが、これなら何人かでiPhone集めるだけで気軽に配信が出来る。
もちろんUstreamだけでなく、TwitCastingでも気軽に多数カメラができるとなれば、面白い配信ができるようになるんじゃないだろうか。要は大事なのはどんな番組を考えるかだが、今回のTapStreamは可能性を増やしてくれるはずだ。
また、年末には最近のデジカメにあるHDMI出力を配信できるようにするTapStream Castがリリースされるということなので、そちらも楽しみだ。
追伸:
配信していて、Ustream Producerに読みこむ映像がやけにカクカク、タイムラグが起こっているな・・・という問題があったのだが、Bluetoothが動いているとダメらしいというのを教えてもらいました。解決!
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