いま、ネット生中継業界で大きな話題になっている噂のFOSTEX新製品『AR-4i』(13,000円前後)が発売になった。
そして、私の手元にも現物の『AR-4i』が来たので、早速レポート。
» 新製品 オーディオインターフェイス AR-4i - INFORMATION : FOSTEX COMPANY
箱は思っいたよりも小さくこじんまり。
実際に開封をすると、シンプルに本体と、付属品、取扱説明書が入っている。
中身を全部取り出してみると、こんな感じだ(iPhoneは同封されてません)。
マイクは既に左右に装着している図。
- AR-4i本体
- ミニマイク2コ
- グリップ
- 特性ポーチ
- 単四電池2本
iPhone4を実際にドッキングさせるとこんな感じになる。
このAR-4iの優れている点は、iPhoneの横向きにもちゃんと対応していること。
マイクは差込口が3箇所あるので、横向きの場合は、1つマイクを付け直せば上記の写真のようにちゃんとステレオが横向きでも実現可能だ。
ちなみに、上記写真の右側についてるのが、AR-4iのボリュームだ。
周りの音が大きく割れてしまうような場合は、ここで制御することが出来る。もちろんiPhone4にも素晴らしい制御があるのだが、さらに自分で制御できると考えるといいかもしれない。
そして付属のグリップも縦向きと、横向きで取り付ける場所が2箇所ある。
上記は、横向きの場合のグリップの装着場所。
こちらは縦向きの場合のグリップ装着場所。
穴はカメラなどの三脚と同じなので、自分の持っている三脚に固定させるのも可能だ。
筆者などはゴリラポッド も使うのだが、これでならしっかり無駄にならない。
もちろん、グリップや三脚がなくとも電池ボックスになっている部分が、実はグリップにもなるように考えられている。
FOSTEX素晴らしい、いい仕事してますねw
ちなみに、このAR-4iは電池式なので、電池が切れれば動かない。
逆に言えば、iPhoneのバッテリーを食いつぶして稼働をしないので、中継中などにバッテリーをいつも以上に気にするようなストレスがない。
しかし、ドッキングしてしまうと「充電ができない」と思ってしまいそうだが、実はちゃんと側面にミニUSBのプラグがあるので、SANYOのUSB出力付きリチウムイオンバッテリーなどをドッキングして充電するのも可能になっている。(素晴らしい!)
さて捕捉だが、最近iPhoneで生中継(Ustreamやツイキャス)などを行う人が随分増えた。
特にツイキャスについては、ニコ生の30分枠がとれないので手軽にできるツイキャスを始める人が多い。
そして、iPhoneなので外出時に中継をする人が多くいたり、友達と二人で中継をする人がいるのだが、実はiPhoneのカメラというのはあまり広角ではない。
特に中継しながら歩くと手ブレがひどいのを配信側は気づかないものだ。
そこで私のオススメは、この小さなレンズだ。
上記は、イザワオプトのKSW-2だが、これを装着するだけで実は激的に映像が変わる。
以下の2枚はKSW-2を装着する前と、後の写真。
画角が可也違うのは写真でわかるかもしれない。
ちなみに倍率は0.55倍になる。
以前、レンズ装着を生中継したのがあるので、以下に添付しとこう。
ちなみに、モデルは@mycaloid ちゃん。
このレンズをつけると、広角になる分だけ手ぶれが若干気にならなくなるので外で中継などをやる場合は是非こちらも用意してみてもらいたい。
これで、先日ご紹介したTapStreamを利用すれば、最大9台のiPhoneで生中継が良い音で配信できる。
今年の夏はモバイルで生中継が熱いぞ。
ちなみにこの後このAR-4i用の専用アプリもリリースされる予定だ。
残念ながらこのAR-4i現在のところiPhone以外のスマートフォンへの対応はないとのこと。(仕様がまちまちなため)
ところで・・・このAR-4iが登場して初めて目にしたとき、どーしてもガンダムにドッキンする"デンドロビウム"とか"ミーティアユニット"のように思えてしまったw
もしくは、Gアーマー?w
FOSTEX AR-4i | |
FOSTEX 2011-07-28 売り上げランキング : 3620 Amazonで詳しく見る |
コメントする