先日、iPhone向けGoogleで ローケーション(位置情報)機能が追加された記事を紹介したが、これは序章に過ぎなかった。
23日付けでGoogle.comに新たな ローケーション(位置情報)を利用したサービスがiPhoneユーザー向けに「Google Latitude」というサービスが展開された。
英文記事を読む限りでは、この「Google Latitude」友人との間で位置情報をGoogleMaps上で追跡することが出来るサービスになる。
と、いうことで早速使ってみた。
利用するには、まだ公式に公開されていない為か、直接URLをアドレスバーに「m.google.com/latitude」打ち込む必要がある。
表示させるとタブとして扱われたGoogle Latitudeが起動する。
ちなみにパソコンでユーザーエイジェント設定をしても閲覧はできないので、パソコンユーザーはこちらから
まずつなげると、プライバシーポリシーについての説明があったのち、読み込みが終わると位置情報を求められるので、ひとまず現在位置を検索。
ひとまず、Google Latitudeトップページの左下にある「See Map」をタップしてみると・・・
アイコン付きのバルーンで現在位置を表示してくれる。
SafariなのにFlashでないようだ。
今度は右下のGoogle Latitude上にある「Menu」をタップしてみると、幾つか機能を使う為のメニューが全面に表示された。
- Search Map
- 検索フォーム現れて、地図検索ができる。日本語検索可
- Show Traffilc
- 現在のGPSを他ユーザーに見せている状態。
フリックすると、非表示設定に切り替わる。 - Sstellite/Map View
- 地図表示と航空写真表示とが切り替えられる。
- Clear Map
- マップ上の設定がクリアされる
- Sign Out
- Googleからサインアウントする
- Get Directions
- 経路検索が出来る。
- Help & Terms
- ヘルプなどが閲覧できる
- Close Menu
- メニュー画面を閉じる。
この他にも、他にiPhone + Googleユーザーの知人が居る場合は、Google Latitudeトップにある「Add friends」から登録することで、知人の場所も把握できるようになる。
登録方法は、「直接メールアドレス」でも、連絡帳を使っている人は「My Contacs」からなどから登録申請を送る事が出来るようだ。
こちらは機会があったらやってみよう。
さて、気になるプライバシーについてだが・・・
登録してしまうと誰にでも居場所がバレてしまうのはマズイ人もいるだろう。
そんな人は、もちろんGPS信号を非表示設定にしておけば良いのだが、それ以外に固定位置の設定にすることも出来るようだ。
Google Latitudeのトップにある「Privacy」をクリックすると、位置情報をどう表示するかの設定画面に切り替わる。
- Detect your location
- 自動で現在位置をマッピングする
- Set your location
- 任意で固定した場所に現在位置を固定する
- Hide your location
- 位置情報をマッピングさせない
任意の場所に・・・というのを選ぶとマップが呼び出されて、現在位置以外のバルーンがGoogle Latitudeのマップ上に表示され、自由に場所移動させることが出来る。
これでGPSの現在とは違った場所をフレンド登録した人たちには見せられる。
問題は登録したユーザーを、後々削除しなくてはならない場合。
相手側で登録を解除しなかったら、ずっとこちらの情報が見えているんだろうか。
ユーザー毎に表示する/しないの設定ができるといいのだが・・・現在確認できてない。
それと・・・この情報は一度マップをダウンロードさせると、iGoogleのガジェットにも登録される。
もし、iPhoneをなくした!とか言う場合でも、オートで受信する設定にしとくと、居場所が分かるかもしれない。
【追伸】
それと、筆者と同じくiPhone 3Gユーザーの場合は、もしかしたら頻繁にSafariが落ちるかもしれない。
しかし、とりあえず再接続すると続きから作業ができるようだ。やっぱり3GSの方がいいんだろうなー
【追伸2】
現在位置を任意で固定させたり、自動で現在位置を取得させる設定は、iGoogleのガジェット側でも変更できる。これなら毎回iPhoneでログインしなくても良さそう。