昨夜は、銀座アップルストアで行われたイベント「 BM11 Brainstorming GIG:1年間で88個(今年は99個)サービスを作る法則 」に行ってきた。
これは普段お世話になってるワークスのO本さんから、昨年11月に発売され話題になっている書籍「ウェブで一発当てる方法」のイベント。
発売直前に「これは面白くなりますよ」と言われてただけに、売れに売れてるそうだ。
実際書籍の方は、見本誌をもらって読ませてもらったが、これまでにない方式の本になっているので、読んだ人は何かしら掻き立てられたんじゃないだろうか。
さて、今回のイベントだが、発売して半年経っているので、その後のネタ(現在進行中の企画)や実際のブレインストーミング方法についての話が主体になった。
カヤックでのブレインストーミングは、
- とにかくアイディアを出してみる
- それが、使えないものばかりでも構わない
- まず、やってみる。
- 相手の意見を否定しない。
ここに終始されているように感じられた。
ブレインストーミングそのものの方法は、別に特別なことをしている訳ではない。
ただ意見を出しやすい環境があるのが一番かもしれない。
それは、場所やメンバーなどすべてにおいて環境があると言っていいだろう。
つまり今日からうちらもやってみよう!といっても、同じことは無理に違いない。
一夜明けて、O本さんとも話したがカヤックのキーパーソンは優秀なファシリテーターの存在があることだろう。
ファシリテーターとは、 議論に対して中立な立場を保ちながら話し合いに参加し、議論をスムーズに調整しながら合意形成に向けて深い議論がなされるよう調整する役柄のことで、簡単に言えば「調整のキレ者」だ。
各意見を上手くくみとり、発展させ、まとめることが出来る人材だ。
通常意見交換をおこなうと、どうしても加熱していくと話題がそれるコトが多い。そんな場で、上手く調整できる人がいると上手く話がまとまるものだ。
カヤックにはそんな人材がちゃんといる。
そして何よりも、上下関係抜きに意見が出しやすい場ができているのも重要だろう。
上司を前にすると意見が出しにくい、といった環境がうらやましい。
少なくともトップダウンな古き形式では、まず無理だろう。
昔 I●Mの次長であるM山さんの仕事風景をうかがった時と同じ印象をうけたのは気のせいではなさそうだ。