ついに発表になりました、新型iPhone(アイフォーン)。
日本を含む世界22カ国で7月12日に発売。しかも、これまでのiPhoneの半額ということで、かなり注目度はあります。
» iPhone/アップル
この新型iPhone・3Gは、通信速度がこれまでのの2倍、位置情報が正確につかめる全地球測位システム(GPS)機能もついに搭載。
ユーザーが作成した 予定表などのデータを共有できる新サービス「Microsoft Exchange ActiveSync」も導入になった。
- 8GB:
- $399(約4万2,000円)⇒ $199(約2万1,000円)
- 16GB:
- 499(約5万3,000円)⇒ $299(約3万1,500円)
ただ、日本ではSoftBankから、ということで他社ケータイを使っているユーザーがどれだけ移行するだろうか。
また「SoftBankは電波が弱い」などの声もあるので、その辺りが購入後のネックにもねってくるんじゃないだろうか・・・。という疑問がある。
かくいう私も、10年DoCoMoユーザーをやっていて家族割引もつかっているところから、 iPhoneへ手を出しづらい部分もある。もちろんもう1つ持つ、という話もあるが、後日発表になるプラン次第で購入時期が変わってくる気がする。
しかもまずiPhoneを購入するのは一部のコアユーザーだけになるに違いない。
一般のユーザーで「iPod」は知っている人が多くても、「iPhone」を知らない人はかなりいる。ケータイ世代と言われる学生たちでもモバゲー日記の注目度は低かったのをみると、一般的に浸透していくのは1年以上先だろう。
とは言うものの、このiPhoneの発売は確実に日本のWeb業界には大きな変動を与えてくる。
既に08年の夏モデルにはタッチパネル式が投入されはじめたのを考えると、折りたたみ式のUIが投入された時のように、この先はこぞってモバイル向けコンテンツやWebサイト、iPhone/iPod touch用アプリの開発が今後は追加されるに違いない。もちろん主流になるのは数年先の話だろうが、徐々に変化していくことだろう。
となれば、WebページのUIもそれに対応していく必要がある。
設計者やデザイナーは、新たな勉強や検証を始めるのは、まさに今この時からだ。
めまぐるしく変わるこの業界、各業界との境界が曖昧になってきた中、新たに入ってくる技術や情報には常に目を光らせ、必要と判断するモノは追随していかなければいけない。Web屋はその中で何を見出さなければいけないのか、どーゆー立ち位置で今後存在すべきなのか、それを見据えていく必要がある気がする。
さぁ、アナタはこのiPhoneの発売をどう見るだろう。