ちまたでは、AppleのiPhoneがいつ日本で発売されるか・・・
という話題があるが、ここに来て次はNokiaがとんでもないケータイコンセプトを打ち出してきた。
それはナノテクケータイ『Morph』。
この「Morph」は、ノキアリサーチセンター (NRC)と英ケンブリッジ大学との共同開発によるモノで、ニューヨークMoMAで5月12日まで開催中の"Design and the Elastic Mind"展にあわせナノテクノロジーが可能にする未来のモバイルとして発表するそうだ。ちなみに、ノキアリサーチセンター (NRC)は、ノキアとマサチューセッツ工科大学(MIT)とで実用的なアプリケーションの開発を行うと同時にモビリティのビジョンを推進するために開設した施設。
その技術研究が見出したモノが、このナノテクケータイ「Morph」ということになる。
「Morph」のコンセプトについては、Youtubeにもムービーが2本あがっている。(以下はロングバージョン)
つまりナノテクノロジーにより実現できるという形というのは、ハエの毛の先に1万個のトランジスタを搭載するに匹敵する技術を用いると、自由に形を変えられ、かつ透明な製品が作れる。
しかも表面自己洗浄機能などの要素も可能になるということだ。
これについてノキアは、向こう7年内にはハイエンド携帯端末に統合可能になるかもしれない。
と言っているのだから、昔から言われてきた「21世紀な世界」に近付いてきたのかもしれない。
iPhoneでモバイル端末のユーザーインターフェイスに変化がくると思うが、
次は四角い形そのモノが、変わっていく可能性も十分あり得る。
人間の技術はどこまで進化していくんだろうか。